WR250Fがオイル交換で入庫。
セル付きになった最初の03モデルです。
この鉄フレームの感じが良いというマニアなかたも多いです。
競技車両なので年式が新しい方が性能は高いのですが、
乗り物はフィーリングが大事ですから、そういう感覚は尊重したいです。
CRF150Rのシリンダーヘッド周りのチェックです。
今シーズンに備えて、今の時期にメンテナンスしておこうという
大変しっかりもののオーナーさんです。
中古で購入された為、使用時間が分からないとのことで
バルブ周りのメンテだけでなく、ピストンも交換することにしました。
消耗部品をリセットしておけばこの後のメンテナンスサイクルを把握できるので
整備履歴の分からない車両を購入されたときは
一度しっかりとメンテナンスしたほうがいいです。
「エンジンがかからなくなりました。」
マジェスティ125のFI車が入庫しました。
冬場によくあるバッテリー上がりではなく、セルモーターは元気良く回ります。
スロットルを開けながらかけてみると何とか始動しましたがアイドリングしません。
プラグはかぶっていそうです。
FI車でプラグがかぶるということは空気が不足しています。
走行距離から察するにスロットルバルブ周りが怪しいので
分解清掃となりました。
「スロットルが戻らなくなるんです。」
全開で戻らなくなって怖い思いをされたKSR110の入庫です。
スロットルを開閉するとガリガリ音がします、
スロットルバルブを視るとコーティングが剥げて傷になってました。
キャブレターボディの内壁も傷になってましたので本体ごと交換しないとダメそうです。
寒さに耐えかねてグリップヒーターを付けることにしたスクーピー、
幸いにして部品はすぐに入荷しました。
季節商品なので「今期の生産は終了しました。」ってこともしばしば・・・、
早めの対処がいいですよ。
先日のM2サイクロンにつづき今度はXB9SXがオイル交換に御来店。
XB系のエンジンはサンダーストームって名前のBuell製エンジンです。
とはいってもスポーツスターがベースなのでオイル関係は同等です。
ドライサンプなのでオイルタンクから抜きますが、
なんとスイングアームがオイルタンクになってます。
バネ下重量の軽減からすると?ですが、
マスの集中化を突き詰めたらオイルタンクの場所が無くなって
スイングアームに白羽の矢が立ったって感じでしょうか。
エイプ50のエンジンです。
自分でボアアップキットを組み込もうと思ったそうですが途中で断念されたようです。
アフターパーツが豊富な車種ですからカスタムも盛んです、
ただエンジン本体に手を入れる場合はしっかりと作業能力を把握しておきましょう。
出来ないと思ったら無理しないで相談するに越したことは無いです、
中途半端に組むと高い出費になるかもしれません、
お勉強代と考えられる方はいいですが・・・。
幸いボルトが1本折れたくらいで他に壊れた箇所はないようです。
無理して組み上げようとして大事にならなくて良かったですね。
ビューエルM2サイクロンのオイル交換です。
ハーレーのスポーツスター系と同じエンジンですので、
オイルタンクのドレンはホースにプラグが付いてるだけです。
これを外すだけでOKです。
エンジンからオイル漏れでTR250が入庫です。
エストレヤと同系エンジンに多いヘッドカバー付近からのようです。
カバーをはずすと・・・
「エンストしてから、急にスピードが出なくなった。」
エンジンオーバーホール済みらしいエイプ50が入庫。
始動はしますが全然吹け上がりません、
マフラーが詰まっているかのようです。
プラグをチェックすると真っ黒です。
吸気系からチェックしていき、マフラーも外して点検しましたが
不具合は見当たらないので電気系か本体の問題と判断、
タペット音が気になったのでヘッドカバーを開けてみると・・・画像の状態。
どこがおかしいでしょうか?