「ブレーキをかけるとフロントが振られる」
ということでお預かりしたTDR250はキャリパーピストンが動きません。
対向ピストンキャリパーは全部のピストンがきちんと動かないと効きません。
オーバーホールも可能ですが、オーナーの意向でキャリパーを交換することにします。
ブレンボの4POTキャリパーに換えます。
サポートはTZR用のものが流用できました。
シムを入れてセンターを出しますが、どうもディスクが歪んでいるようです。
純正ディスクは高価なのでサンスター製にしました。
リアディスクもパッドも寿命でしたので交換です。
キャリパーも分解してピストン交換します。
前後のブレーキフルードを交換して終了です。
実はこの車両、逆輸入車なんです。
国内販売車両との差異はあまり見受けられませんが
希少車であることに変わりありません。
昔はこれにオフロード車の足回りを組んでレプリカしました。
もう20年以上経つんですね~、風間深志がファラオラリーに出たの。
知らないですよね~(笑)。
はじめまして、栗本と申します、
逆輸入車両のTDR250を所有しています、
一昨年に壊してしまい、修理を自分の手で始めました、
このページを、偶然見つけて ファラオラリーの事を覚えている
方が居て、嬉しくなってしまいました、
実は、現在、TDRファラオを2台所有しています、
一台は、当時に浅井さんが乗られて居た物です、
二台目は、YAMAHAの広報が保存していた物で
正確には、ファラオ参戦車両のプロトタイプだった物です、
ファラオは、資料なども少なく、謎が多いと思うのですが
何か、情報など提供いたしますので、ご連絡下さいませ、
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。貴重な車両をお持ちですね、大事になさってください。当時は国内メーカーも力をいれてましたが、最近は寂しいものですね。