CRF150Rのシリンダーヘッド周りのチェックです。
今シーズンに備えて、今の時期にメンテナンスしておこうという
大変しっかりもののオーナーさんです。
中古で購入された為、使用時間が分からないとのことで
バルブ周りのメンテだけでなく、ピストンも交換することにしました。
消耗部品をリセットしておけばこの後のメンテナンスサイクルを把握できるので
整備履歴の分からない車両を購入されたときは
一度しっかりとメンテナンスしたほうがいいです。
バルブを外してカーボン落としから。
洗浄溶液に漬けて洗い流しただけで結構キレイになりました。
そんなに使用時間は多くなさそうです。
バルブスプリングコンプレッサーを垂直にすれば
コッターはすんなりはまります。
メインジェットがこんなところに・・・
ではなくて、これがオイルジェットです。
ピストンの裏側にオイルを吹き付けて冷却する重要部品です。
今回の目玉はオーバーヒート対策、
ラジエターのリザーバータンクをつけます。
オーナーさんが見つけてきた情報からアイデアをいただきました。
ステップは250/450用をつけます。
ノーマルよりも強度も上がり、見た目も(これ重要!)カッコよくなります。
週末の練習でリザーバータンクの効果のほどをお試しください。
あ、ナラシも少しはしてくださいね。