「エンジン」のブログ記事

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ドゥカティSS900ieのタイミングベルト交換です。
2輪車ではカムチェーンが一般的ですが
ドカは4輪のエンジンのようにゴム製のベルトを使ってます。
昔のベベルギア駆動からゴムのベルトに何故変えたのかは分かりませんが
バイク屋さんには馴染みが薄いです。
その昔はゴムだから伸びてタイミングがずれてしまわないか心配と言ってましたが
30年前ならいざ知らず現代のゴム製品は優秀ですから(笑)
ハーレーなんかドライブベルトですしね。



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「タンクの錆取をしてきれいにしたのにフューエルメーターの調子が悪い・・・」
取り外して分解してみるとご覧のとおり、
タンクが錆びるってことは、その中のものも錆びるってことですので・・・



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キックシャフトです、折れてます。
モンキー系の横型エンジンをいじっていくとよくあるパターンで
高圧縮キックの重さにシャフトが耐えられなくて折れます。
とはいっても、もともと実用車の市販エンジンですから
それに見合った強度は充分あるんですが
オフセットしたキックペダルを付けていると
力のかかり方が悪いので折れるみたいですね。

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バイクに錆はつきものですが
機能に支障を与えそうな場所は困りものです、
バッテリーのターミナル端子などは最たるところでしょう。
通常バッテリーのターミナル端子は青白い粉状の腐食が多いですが、
たまにしっかりとした赤錆が出てるときも有ります。
鉛が主成分なのに鉄のように赤錆が出てくるのは何故?って思いますが
コストダウンの影響とか事情があるんでしょうね・・・
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「スクーデリアオクムラ」さんからフロントサスペンションが戻ってきました。
フリーピストンタイプのフォークをインナーカートリッジタイプに変更、
減衰調整やスプリングのプリロードもできるようになりました。
外観はプリロードアジャスターが付いただけですが
中身は大幅に進化してます。
ぱっと見ノーマルで、実は中身はってやつ好きです(笑)。





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先日、エンジンを換装してしばらくは調子良かったSRX250、
このところ調子をくずし始めてしまったので入庫して点検。
どうやら圧縮圧力が規定値に足りません、
分解したところバルブの当たりが悪いのと
シリンダー/ピストンの磨耗が原因と判りました。
しかしながら絶版車の厳しさでオーバーサイズピストンは
既に販売終了、他車ピストンを流用するのもサイズが限られてしまい、
新たにスリーブを作成するにしても予算オーバーに・・・。
なんとか最善を考えてオーナーとご相談。
幸い、降ろしたエンジンもまだありましたので
中古部品のイイ所取り?で行くことに。
とはいってもどちらのエンジンも似たか寄ったか、
微妙な差で判断させてもらいます。


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「どうも燃費が悪いので・・・」
ということでキャブレターの分解整備で入庫のTRX850。
他店にてO/Hしたのですが、以前よりは良くなったものの
いまひとつご満足しきれないご様子です。
外してみると確かに手が入ってますし、部品も多数交換済みです。
それでも交換されてない部分もありましたので
他車種流用にて対応していきます。
パーツリストには載っていない部品もありますからね。


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気に入った車両を長く乗り続けるには
それなりに手をかけてあげないとコンディションを維持できません。
バイクなんて消耗品のかたまりですし、
動かしてないとダメになっていく部品も多々あり、
ずっと乗ってれば磨耗してく訳で・・・
エンジンなんかはほとんどの方がトラブルが無い限り
分解することはないでしょうけど、
調子のいいエンジンでも稼働時間や使用状況によって
思った以上に磨耗が進んでる場合もあります。
それらを規定値内に戻してあげる作業がオーバーホールなのですが
旧くなってくると、メーカーさんが部品の供給をやめてしまうので
大変になってくるんです。
今回も純正部品は終了していましたので
困ったときのT.K.R.Jさんのピストンを使いました、
信頼の日本製です。






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バイアルスにボアアップKITの組み込みご依頼です。
流用部品の為、スリーブがクランクケースに干渉するので
切削加工から始めます。
オイルラインのギリギリまで削るので気を使います、
もともとこんな広いボアを想定してませんから無理は承知ですが、
それ以前にこの流用部品自体に問題が有ろうとは
思いもしませんでした・・・。


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「転倒後、走行中にエンジンが止まってしまう症状が出るように・・・」
しばらく時間をおくと再始動できるらしいので
燃料がうまく落ちていないみたいです。
キャブレターのフロート室からは茶色い液体が・・・
ガソリンと錆のブレンドですね、
はい、タンクからキャブレターまで全てのガソリン通路を洗浄です。


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