2018年5月31日 木曜日

中華クオリティ。

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バイアルスにボアアップKITの組み込みご依頼です。
流用部品の為、スリーブがクランクケースに干渉するので
切削加工から始めます。
オイルラインのギリギリまで削るので気を使います、
もともとこんな広いボアを想定してませんから無理は承知ですが、
それ以前にこの流用部品自体に問題が有ろうとは
思いもしませんでした・・・。


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クランク、ミッションを組んでいきます。
ベアリング、シール類はもちろん交換です。


















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ピストントップの確認。
燃焼室に干渉するほどピストントップが出ていたので
暫定で削ってから組みます。














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エンジン組上げ完了。
車体に乗せて始動します。











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そして完成。


といきたかったのですが、
テスト走行中にいきなり停まってしまいました。
すぐに再始動できますが走り出すと停まります。
その停まり方が回転が重くなって停まるので
原因はあれしかないと・・・

シリンダー/ピストンの抱きつきです。
熱膨張でクリアランスが狭くなり過ぎてしまい
抵抗になるのです。
組み付け時に確認はしたのですが・・・?

すぐにバラしてみると
シリンダーとピストンに強く擦れた形跡が有ります。
冷間時のクリアランスは標準的な数値ですが
停まってしまうものは仕方ありません、
早速、内燃機屋さんに持っていって相談です。

開口一番、
「中華製ですよね?」と言われ、
以前にあった事例ですが
ピストンの熱膨張率がおかしくて
焼きついたことがあったそうで、
たぶん今回のピストンもそういうものだと・・・
対策としては別のピストン使うか、
クリアランス大きめでホーニングしてみるかとのことで、
とりあえずピストンの打音が気にならない程度まで
ホーニングしてみることにしました。

結果、なんとかピストンの打音も気にならない程度で
エンジンも停まらずになりました。

今回の件で、
昔に比べれば中華製の品質も良くなってきたのでは
と思ってましたが、
やはり侮れないなと痛感した次第です。










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こちらは点検で入庫。














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インジェクションのエストレヤです。















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こちらはキャブレターの分解清掃にて入庫、
同調調整して完成。


















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きれいなゼファー1100です。



















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こちらは足回りのベアリング交換で入庫。
フューエルラインが無理に付いてたので交換することに。

















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ZRX1200DAEG
新しいと思ってたけど、そろそろ10年選手なんですね。




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