「エンジン」のブログ記事

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ギア抜けが多発するようになったので
車検と一緒に直してほしいとのご依頼です。
オートバイのミッションはエンジンと一体になっているものが
ほとんどですので
ミッションの不具合を直すにはエンジンを分解することになり
費用もかかります、
今回のケースもオーナーさんとよく相談させていただき
よ~く考えていただいてからご依頼をうけました。


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エンジンのオーバーホールのご依頼です。

現状で不具合はありませんが、永く乗りたいので
一度しっかりやりたいとのご意向、当然クランク周りまで分解点検します。
よく、腰上オーバーホールと言いますが
自分はあまり好きな言い方ではありません。
機械物は動く部分全てが消耗していくわけで、
一部分だけ分解整備するならば修理という言い方をします。
程度にもよりますが、一部だけ新品部品になることで
手をつけていない部分とのバランスが崩れて調子を落とす場合もあります。
しかし、ご予算の関係で踏み切れないのもよく分かります、
なので事前によく打ち合わせをさせていただくようにしています。




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「エンジンのかかりが悪くなって、すぐに停まるようになった」
よくあるご依頼の内容です。
車種にもよりますが燃料系の不具合が多いので
そのへんから診ていきます。
今回の場合はキャブレターのエア通路がつまってました、
エアクリーナーとのジョイントパイプが切れてしまい
その隙間からごみを吸っていたようです。
ゴムや樹脂の部品は経年により劣化するので
振動や衝撃等の影響で割れたりします、
古い車両をお乗りの方は一度点検してみてはいかがでしょう。

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最近のバイクはほとんどインジェクション車です。
始動性、燃費、対排気ガス性能等、従来のキャブレター車よりも性能が高いです。
まあ、本をただせば排気ガス対策が厳しくなって、キャブレターでは限界が来てしまったから
電子制御に移行したので性能が高いのは当たり前なんですが・・・

市場に出回った当初と比べ、
スロットルの動きに対しての制御技術も上がっていて乗りやすくもなってます。
最初の頃はリニア過ぎて扱いずらい車種もありましたが
年を追うごとに扱いやすくなっていきました。
これも電子制御部品のおかげなんですが
その分、不調になった場合の原因究明が難しくなってきているのも事実です。

ただ、完全に始動不可みたいな場合に関しては、
ほぼ燃料ポンプの不良なので楽だったりします。
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個人売買にてご購入のSR400をご自分で整備されたのですが
どうしてもエンジンがかからないとのことで入庫です。
キャブレターを分解してジェットも換えたとのことですので
詰まりはないはずですが・・・?
まぁすぐに原因は判りましたけれど・・・写真からご推測ください(笑)
分解するならばその部品の構造を理解することが大事だと思います
ただ単にに分解しようとすると大事になる可能性もありますんで、
我々も初めて分解する車種の場合はパーツリストの展開図をやマニュアルを
参照して確認します。



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エンジンのO/Hで入庫のZ1000MKⅡ、クランクのリビルドが返ってきました。
さすがBITOさん、専用の箱で送られてきます。
エンジンを降ろして全バラした後に送るわけですが、
この間もやることは盛りだくさん、
全パーツの洗浄から始まって、分解時に折れ込んだボルトの除去、
各ボルトのトルクチェックで甘いところはヘリサート加工、
今回はペイントするのでサンドブラストで塗膜をはく離、
Zのウィークポイント、シリンダースリーブも入れ替えるので
内燃機屋さんに依頼します。

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オイル漏れで入庫のアプリリア スポーツシティ250。
シリンダーガスケットのオイルラインの際が破けてました。
イタ車のガスケットもうちょっと材質よくならんかな・・・
国産車が良過ぎるだけなのか?
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車検が切れてしまい、しばらく放置してしまったTRX850をお預かり。
通常ですとガソリンの劣化でキャブレターの分解清掃は必須なのですが、
たまに何の問題もなく動いてしまうパターンもあります。
今回の車両もその一例で、
ガソリンこそ交換しましたが、キャブレターの分解清掃なしで
正常にアイドリングからきれいに回ります。
オーナーさんからクラッチの張り付きを言われましたが
そちらも問題なく・・・念のため分解点検しましたが大丈夫でした。
保管状態が良かったからですかね。


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転倒した直後からエンジンが片肺になってしまったBMWR80。
順を追って診ていくと圧縮がありません、
ヘッドカバーがずれてロッカーアームを押してしまい、
バルブが閉じきれていないようです。
カバーを外すと真ん中のスタッドボルトが曲がっています、
横のボルト穴も欠けてしまってました。
フリーの状態で圧縮が戻りましたので一安心、
スタッドを交換しボルト穴の欠けを修正、
ヘッドカバー裏側も割れていたので手持ちの中古品に交換、
ようやく水平対向エンジンが蘇りました。




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総合的なメンテナンスにてZZR1100が入庫。
これからの走行に不安にならないよう、一通り診て欲しいとのこと、
とはいっても御予算との兼ね合いがありますので
予算内で出来る最大限にて作業を行います。
全てが完璧な状態になる訳ではありませんが、
車両の現在のコンディションを把握する意味では大変有効なメンテです。
まずはエンジン周り、ヘッドカバーを開けます。
ニンジャ系エンジンのウィークポイントでもありますが
カムシャフトに虫食いが見られました。
幸いロッカーアームのスリッパー面はきれいですし
異音も出ていないので、ちょっとしたお呪いをかけて(笑)
これからオイル管理をしっかりやる前提で閉じます。
次は水周り。
ラジエターコアのフィンつぶれも少なく、ホースの硬化も大丈夫そうですが
ウォーターポンプとサーモスタットは交換してクーラント一新します。
その他、作動状態を確認しながら気になる点をチェック、
車体周りはフロントフォークオイルの交換とステムベアリングのグリスアップ。
リアサスは以前に交換されていたのでOKでした。






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