「スズキ」のブログ記事

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「転倒後、走行中にエンジンが止まってしまう症状が出るように・・・」
しばらく時間をおくと再始動できるらしいので
燃料がうまく落ちていないみたいです。
キャブレターのフロート室からは茶色い液体が・・・
ガソリンと錆のブレンドですね、
はい、タンクからキャブレターまで全てのガソリン通路を洗浄です。


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「年式は旧いけれど走行距離が少ない極上車!」
確かにそのとおりかも知れませんが、
そのまま問題なく走ることができるかどうかは別です。
製造されてから何年も経っているのに走行距離が少ないということは、
言い換えれば動いていない期間が長いということです。
エンジンの中も外気に触れることで錆や腐食の影響がでます。
長期不動のエンジンを起こす場合、大抵シリンダーの錆と
ピストンリングの痕があるので、そのままエンジンを始動させると
オイル上がりするようになります。
本当は一度分解してから動かしたいのですが、
なかなかやれないんですよね~ご予算的に。



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「知り合いから不動車を譲ってもらったので直して。」
長いお付き合いのお客様よりのご依頼です。
子供さんの通学車にするそうで・・・(そんなに大きくなってたんだ)
定番メニューでエンジン始動、しかしながらいまひとつ調子が・・・
診ていくとインマニから2次空気を吸っている模様。
外してみるとクラックが・・・
これまでに分解された形跡は無いのですが、振動でなるようじゃ
困りますけどね~スズキさん。
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「エンジンがうまく吹け上がらない。」
中古購入後、全体整備をご依頼のオーナーさんのお悩みです。
アイドリングはしっかりするのですが、スロットルピストンが
要求についてこない感じでした。
早速分解で、原因判明。
ダイヤフラムが切れてます。
これじゃ負圧がかからずピストンが開かないはずです。
おまけにピストン側面も汚れてしまいスムーズに動かない状態でした。

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アプリリア スポーツシティ250の入庫。
新車購入から5年を越えて、総点検としてまとめての作業のご依頼です。
軽二輪は車検がないので定期的に点検されるか、
ある程度の時期がきたら一度じっくりと診てみるのもいいと思います。



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「クラッチのタッチに違和感が・・・」
とのご相談で、とりあえずオイル交換で様子を見ていただく予定でしたが、
オーナーさんの帰路でクラッチの滑りが発生し、入院となりました。
試乗したところ、負荷がかかると滑り出すのでクラッチディスクの面圧が足りてない感じです。
スプリングのヘタリは大丈夫そうなので、レリーズを点検してみると
ピストンの動きが渋く、引っかかる感じです。
分解するとピストンとボディ側に傷と腐食の痕がありました、
レリーズピストンが戻りきらずにクラッチプレートを押していたようです。
油圧クラッチだと解りにくいのですが
さすがオーナーさんは違いに気づかれたのですね。

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バッテリーの補充電中のこと。
突然パンッって音がしたので見てみるとこんな状態、
きれいに横の面がはがれてました。
長いことこの仕事やってますがキャップ部分が飛ぶことはあっても
ケース側が破裂したのは初めてです。
普通に使ってて、点検のついでに補充電しただけなんですが、
特にぶつけたような外傷は見当たりませんでしたので、
いわゆるハズレだったのでしょうか?
まぁ中華製ですし・・・
いずれにしても走行中にならなくて良かったと考えましょう、
安物買いのなんとやら・・・ってことで。



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「エンジンのかかりが悪くなって、すぐに停まるようになった」
よくあるご依頼の内容です。
車種にもよりますが燃料系の不具合が多いので
そのへんから診ていきます。
今回の場合はキャブレターのエア通路がつまってました、
エアクリーナーとのジョイントパイプが切れてしまい
その隙間からごみを吸っていたようです。
ゴムや樹脂の部品は経年により劣化するので
振動や衝撃等の影響で割れたりします、
古い車両をお乗りの方は一度点検してみてはいかがでしょう。

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個人売買にてご購入のSR400をご自分で整備されたのですが
どうしてもエンジンがかからないとのことで入庫です。
キャブレターを分解してジェットも換えたとのことですので
詰まりはないはずですが・・・?
まぁすぐに原因は判りましたけれど・・・写真からご推測ください(笑)
分解するならばその部品の構造を理解することが大事だと思います
ただ単にに分解しようとすると大事になる可能性もありますんで、
我々も初めて分解する車種の場合はパーツリストの展開図をやマニュアルを
参照して確認します。



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ハンドルを切るとゴリゴリするくらい痛んだステアリングレースはこうなってます。

スチールボールの痕がくっきり残ってますので
グリス切れの状態でかなり締めこんだと思われます。
ゆるいのは当然ダメですが締めすぎも良くありません、
マニュアル等にも締め方は記載されてますが、
構造的なものやグリスの塗布具合で変化すると思います、
ここら辺は組む人の感覚次第といったところでしょうか。


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