入庫してくる車両の半数以上に該当するのが
レバーのピボット部とピストン接触部のグリス切れ。
ほんのちょっとしたことですが、やると効果絶大!
ギシギシ感だけでなく、効きそのものにまで
影響してる場合も多いです。
べスパの点検修理依頼です。
構造が他のスクーターと違うので点検項目も変わります。
今回はワイヤー交換とステップモールの張替えをします。
「マフラーつけて。」
昔乗っていたのと同じ車種を手に入れてご機嫌のオーナーさんが
中古のヨシムラサイクロンを持参して来ました。
GSX400FWはGSX400Rの元となった車両なので、
400Rのパーツが流用できるから、と。
ま、そんなに簡単にはいかないのが常で、
今回もすんなりつきません。
仮合わせの段階で、エキパイ、テールパイプの曲がりは車台に干渉しなさそうですが
エキパイがヘッドの取り付け部分より径が太く、はまりません。
どうやらGSX400Rでも、2型以降のマフラーのようです。
当時はTT-F3やSS400など全盛期でしたからどんどん改良されていったので
1型よりも排気ポートも広がったのでしょう。
と、いうわけでエキパイの取り付け部を加工してつけてしまいましょう。
「スイッチだめになったみたいです。」
半年ほど前にセルスタータースイッチの接点不良で修理した車両が入庫。
前回と同じでスタータースイッチを押しても反応しません、
けれどもそんなにすぐにスイッチがダメになるとも思えません、
案の定、導通チェックではスイッチの接点はOKでした、
となれば他の原因を探りましょう。
スターターリレーへ入力される電圧が低いことが判明、
配線図をたどりながら調べると・・・いました原因が。
カプラーの端子が腐食しています、
外した途端、取れてしまいました。
外部に剥き出しなのに防水カプラーではないので
雨や洗車後の水分が残ってしまうのでしょう、
スカチューンされてる方たちはお気をつけください。
スクーターから重量車まで、入庫する車両のうち、
かなりの確率で傷んでいるのがヘッドパイプベアリングです。
2輪車という乗り物の要だと思うのですが、
結構、気にせずに乗っていらっしゃる方が多いです。
状態をお知らせして修理したあと、
「こんなに乗りやすかったの?」と、ビックリされる方もいます。
LEDテープライトを使ってのライトアップのご依頼です。
最近流行の高輝度LEDが組み込まれたテープ状のライトは
任意の長さにカットして使用できるスグレモノです。
リコール修理でマジェスティが入庫です。
他店でご購入されたのですが、その店が閉店してしまったので当店が引き継ぎます。
リコールはメーカー対応なので、どのお店で買われていても対応できます、
ご自分の車両が対象車がどうか、一度確認してみることをお勧めします。
キレイなWR250Xが入庫してきました、
交換するハンドルはオーナーさんのお持込です。
新品、中古を問わずに持込部品での作業に対応致します。
「アイドリングが続かないでとまっちゃう、普通に走るんだけどね~」
新聞屋さんのギアが入庫、確かにアイドリング不調でとまってしまいます。
プラグは視たところダメという程でもなく・・・
かもすると通常にアイドリングするときもあるのですが、
よ~く音を聞いてみると・・・
パチパチと不整音が聞こえます。
カバーを外してエンジンをかけてみると、
プラグキャップから火花がリークしてるのが見えました。
画像の真ん中のオレンジ色のやつです、
写真に収めるのも一苦労でした(笑)
「後ろに動かすときにスゴク重いんです。」
リアブレーキをかけたあとに少しだけ引きずる感じがしました、
ホンダ車についているコンビブレーキなので前なのか後ろなのか
確認していくと、リアの2NDワイヤーの動きが悪いようです。
ブレーキワイヤーを外してみるとキレイに折れ曲がってます。
ちょうどステップフロアの真下辺りなので、何かに乗り上げて
ぶつかってしまったのでしょうか?
これじゃワイヤーがひっかかってスムーズに戻りません。