「スズキ」のブログ記事


blog211031-11.jpg

「カムチェーンテンショナー周りからオイル漏れが・・・。」
ということで部品を調達、分解可能なタイプなので
Оリング等の交換で大丈夫そう。
最近のカムチェーンテンショナーはオートで一体型が多いので時代を感じる造りです。
最近はスズキ車の部品統合が進んで
「これで代用するの?無理だろ?」ってのもあったりするので
ちょっと不安でしたが問題なかったようで一安心。
一時期は古い部品も在庫であったスズキですが
最近は廃番が増えてきたらしく旧車の維持はますます大変になるんだろうな~。

blog210930-10.jpg

ヘッドライト常時点灯が義務化されて以降、
始動時のバッテリー負担軽減の為にメーカーさんも
いろいろ対処しています。
メインスイッチONでライトが点灯する車両はスタータースイッチを押した時だけ
ヘッドライトが消えるやつとか
クランクスピードを感知してエンジンが始動しないとライトが点かないやつとか・・・
前者の場合によくある不具合がスタータースイッチの接点焼損、
常時ヘッドライトに流れる電気を通す接点を始動時のみ断続させるので
接点の負担も大きいのです。


blog210731-3.jpg

「エンジンからゴロゴロと異音がします。」
定番(?)のクランクベアリングがダメです。
エンジン脱着、クランクケース分割コースになりますが
最低限の保守部品交換でやります。
年式もそろそろ部品入手がきびしい状態ですので
理想をいえばパリッと仕上げたいところですが
ご予算の都合もございますので・・・
blog210630-12.jpg

他店購入後、点検整備のご依頼で入庫のGSR750です。
ウチの店にしては高年式の車両です(笑)
最近のインジェクション車両はプラグの脱着だけでも手間がかかります、
まあ昔のキャブレター車に比べればプラグの状態が悪くなることも無いに等しいので
使用状況によっては診なくても大丈夫という店もあるそうですが
アナログ人間なので実際に目で見ないとね・・・(笑)


blog210430-9.jpg

キャブレター車の比率が多い当店です(笑)
ガソリンのオーバーフローが止まらないとの事で
分解清掃、ガスケットとフロートバルブを交換。
ゴム製の部品は経年劣化していきますので部品の入手が
可能なうちにしっかりとやっておいた方がいいです。




blog210331-1.jpg

点検でお預かりしたこちらの車両、
「たまにウインカーが点かない時がある」
とのことで診てみるとスイッチの接点摩耗が原因でした。
スライド式の接点なので動かす分だけ摩耗は進みます、
街中を乗られる車両のほうが消耗は早いかな?
よくある事例です。







blog210131-1.jpg

「発進時にガタガタするんです。」
とのオーナーさんのお話から駆動系の分解点検をしたところ
クラッチの摩耗が原因と判りました。
既にクラッチシューのライニング部分は消耗しきって下地の金属が出てしまってます。
ということは相手側のアウターローターも・・・

blog201130-1.jpg

ヘッドガスケット交換です。
オープンデッキなので冷却水路が全開放!
長年の蓄積されたスリーブの錆がこってり付着してるのが判ります。
キレイにしたいところですが、本気でやるとなるとスリーブ外して・・・
場合によっては腐食でスリーブ落ちの危険性も予測されます、
予算の都合もあるので程々にキレイにして良しとしましょう。
決して面倒くさいって言ってるわけじゃありませんよ(笑)




blog200929-1.jpg

始動不良でCBR1000RRが入庫。
バッテリーが弱いので交換するもやっぱりダメ。
燃料も火も大丈夫そう・・・圧縮圧力を測ると・・・低っ、
まさかのエンジン分解コース。
昔みたく車載状態でシリンダヘッドを外せる訳もなく、さっさと降ろして開けましょう。
で、こんなん出てきました。
カーボンてんこ盛りでバルブシートに干渉して閉じきれません。
まあ距離も走ってるのでカーボン溜まるのもしょうがないんだけど
湿っぽくて柔らかいところをみると燃焼温度足りて無い感じ、
オイル下がりか上がりもしくは両方と燃料過多。
そういえば逆車フルパワーでしたね、
聞くとオーナーさんはエンジン回さないらしいので状況を納得しました。
サーキットでもなきゃ使い切れないし
日本の道じゃフルパワー要らないです、危ないですもん。
けれど皆さん欲しがりますよね~フルパワーって響きに吸い寄せられて。
でも国内仕様って実は扱いやすくて乗りやすかったりするんで結果楽しいって
パターンよくあります(笑)。


blog200830-3.jpg

相変わらず旧車大人気の世の中ですが、
好調を維持するにはそれなりに手間をかけてあげませんとね。
さてこちらは空冷大排気量車の定番メンテのシリンダヘッドナットの増し締めです。
ヘッドカバーを開けますのでバルブクリアランス調整も同時に行います。
オイル管理のしっかりされてるエンジンは内部もキレイです。





これまでのアーカイブ

月別のアーカイブ

最近のコメント

  • Moriai: コメントありがとうございます。水冷エンジ
    続きを読む
  • 渡辺康史: 結構重症だったんですね。(-_-;) い
    続きを読む
  • Moriai: コメントありがとうございます。貴重な車両
    続きを読む
  • 栗本宏志: はじめまして、栗本と申します、 逆輸入車
    続きを読む
  • Moriai: コメントありがとうございます。久しぶりに
    続きを読む
  • osada: 先日は、ありがとうございました。修理後ワ
    続きを読む
  • Moriai: コメントありがとうございます。手の入りに
    続きを読む
  • yasushi watanabe: 先日はありがとうございました。プラグの締
    続きを読む
  • Moriai: コメントありがとうございます。また何かご
    続きを読む
  • 野良猫: ありがとうございました。 約半年ぶりに乗
    続きを読む

▲ ページの先頭へ