スクーターから重量車まで、入庫する車両のうち、
かなりの確率で傷んでいるのがヘッドパイプベアリングです。
2輪車という乗り物の要だと思うのですが、
結構、気にせずに乗っていらっしゃる方が多いです。
状態をお知らせして修理したあと、
「こんなに乗りやすかったの?」と、ビックリされる方もいます。
「やっぱり自分じゃ出来ないのでお願いできますか?」
社外品のヘッドライトカウルとメーターを取り付けて欲しいとのご依頼です。
ノーマルとは全然違う取り付け方法になるのでステーを新規製作します。
自分でカスタムするのは楽しみ方のひとつですからおおいに結構なことです。
でも実際やってみたら大変で、途中でどうしようもなくなってしまった方も多いと思います。
パーツは通販で購入したので取り付けてくれるお店がない・・・
というときはご相談ください、お役に立てると思います。
「普通に走るんだけど60キロ以上出なくなっちゃいました」
お仕事帰りにFUSIONのお客様が御来店。
アイドリングは安定、レーシングすると吹け上がりますので
とりあえず試乗させていただくと高回転域まで回りません、
ガスが足りてない感じです。
まずは吸気系からとシートをはずすと・・・
エアクリーナーダクトがちぎれて外れてます。
これでは吸入負圧がかからずに、バキュームピストンが上がらないはずです。
CVキャブレターは正直です(笑)
年式も古いのでゴム製品が劣化していくのはしかたありませんが
ローダウンによる振動増加も原因のひとつです、
今回はダクトを支えるステーが折れていました。
これが折れてしまい、ダクトが宙ぶらりんになって
振動によりジョイント部がちぎれてしまったんでしょう。
ノーマル車両ではあまり見られない事例です、
やっぱりノーマルは偉大ですね(笑)
他店でご購入されたばかりのお客様が点検して欲しいとお持込です。
整備済みとのことですが、イマイチエンジンが回らないとのこと、
試乗してみると確かに回転の上がりが重いです。
キャブレター内部の汚れやつまりが原因だと思うのですが
交換してある部品の明細をみるとキャブレターの部品も交換してあります。
一応確認のため分解してみると・・・。
・・・画像のような部品が出てきました、
下のほうの黒いのはOリングだったはずのものです。
確かに交換部品明細のところは新品でしたが
他の部分は手付かずで組んでありました。
(当然ながら調整もされてませんでしたが・・・)
どうせ分解したのならキチンと組んであげればいいのに・・・
そんなに手間が増える訳でもないでしょうに。
リコール修理でマジェスティが入庫です。
他店でご購入されたのですが、その店が閉店してしまったので当店が引き継ぎます。
リコールはメーカー対応なので、どのお店で買われていても対応できます、
ご自分の車両が対象車がどうか、一度確認してみることをお勧めします。
キレイなWR250Xが入庫してきました、
交換するハンドルはオーナーさんのお持込です。
新品、中古を問わずに持込部品での作業に対応致します。
車検整備でFZ-1が入庫、
いつもキレイにしていらっしゃるオーナーなので作業もはかどります(笑)
エアクリーナーも問題なく、プラグの点検・・・
ずいぶん締め付けトルクが緩いような・・・外してみるとシールワッシャーがつぶれてませんでした、圧縮漏れするギリギリでしたね。
手の入るスペースがなく、非常にやりにくい位置なのでしっかりと確認です。
GPz900Rの入庫です。
しばらく乗っていらっしゃらなかった為、不動再生整備一式と車検を取ります。
作業項目が多いので一緒にやれる作業は(なるべく)一度にやってしまいます。
とは言ってもなかなか予定どうりとはいかないものですが・・・。
前後ブレーキの整備でスティードの入庫です。
オーナーさんのお持込部品はウェーブディスクでした、
アメリカン用もあるんだ~とちょっとビックリです。
もちろんブレーキパッドも交換なので、キャリパーピストンのもみ出し清掃もします、
以前にキャリパーピストンとシールを交換してあるので動きもスムーズです。
フロントブレーキは指先で感じる部分ですから、
しっかりメンテしてあげれば必ず効果がわかります。
「バイパスを走ってたら急にスピードが出なくなりました。」
そのまま動かなくなってしまったFUSIONが入庫。
エンジンはかかって吹け上がりますが車体は動きません、
カバーを開けるとベルトの残骸が出て来ました。
ドライブベルトが切れる原因はいろいろありますが、
比較的多いのが熱によるものです。
走行中は常に金属と摩擦接触しているので発熱します、
ケース内の冷却用ファンは付いていますが条件によっては厳しいようです。
新しいうちは良くてもゴム製品ですので劣化してきます、
距離数にかかわらず定期的に交換するのが安心です。