「ステダン付けたいです。」
今では希少な2スト250のモトクロッサー
03モデルのCR250Rを手に入れたオーナーさんのご要望です。
同じホンダで評価の高いCRF250用のダンパーを使用、
ヘッドライトやメーターが無いのでスペース的に余裕があります。
フレーム側の取り付け部は、CDIユニットがついていたボルト穴を使い、
溶接の手間とコストを抑えます。
ユニットは延長ハーネスを作って後方へ移設します。
信号待ちでストールした後、エンジンがかからなくなってしまったトゥデイが入庫。
症状を探っていくと、バルブのカーボン噛みによる圧縮もれと判断、
保障期間中なので無償修理の段取りをメーカーに問い合わせると
「対策済みの車両なので発生しないはずです」との返答。
と言われても発生してるんですけど・・・。
不動車再生のご依頼でフォルツァが入庫です。
MF06なのでキャブレターの分解清掃からはじめます。
距離数もそこそこ走ってますので汚れてますが内部の状態は良く、
ガスケット交換くらいでいけそうです。
不動車を起こす場合の一番の要が燃料系になります。
放置された状況や期間でガソリンの変質に差が出るので
キャブレター内部の状態が全ての鍵です。
一度、変質したガソリンで詰まったキャブレターは
キレイに分解清掃しても調子の出ないときもあるので要注意です。
ようやく確定申告もおわり、滞っていた更新と参ります。
寒い時期でも元気良く走っているZ1000MK-Ⅱの入庫、
今回のメインはシフトフォークボルトの交換です。
Z系エンジンの弱点でもあるギア抜け対策のひとつになります、
すでに純正部品は廃盤なので製作してくれた方に感謝ですね。
オイルパンを外せば見える部分なので
オイル交換のときに一緒にやるのがいいでしょう。
GB250クラブマンのカスタム車両が入庫。
ツインキャブからシングルキャブへの変更をご希望、
お持込の中古エンジンに乗せ替えるか、ヘッドのみ換装するか迷います。
まずは中古エンジンの程度を調べますが、手を入れた跡があり
素性が不安だったので確認するとバルブタイミングもずれて組んでありました。
そういうわけで、乗せ替えは却下、
シリンダーヘッド換装とすることにします。
CRF150Rのシリンダーヘッド周りのチェックです。
今シーズンに備えて、今の時期にメンテナンスしておこうという
大変しっかりもののオーナーさんです。
中古で購入された為、使用時間が分からないとのことで
バルブ周りのメンテだけでなく、ピストンも交換することにしました。
消耗部品をリセットしておけばこの後のメンテナンスサイクルを把握できるので
整備履歴の分からない車両を購入されたときは
一度しっかりとメンテナンスしたほうがいいです。
寒さに耐えかねてグリップヒーターを付けることにしたスクーピー、
幸いにして部品はすぐに入荷しました。
季節商品なので「今期の生産は終了しました。」ってこともしばしば・・・、
早めの対処がいいですよ。
エイプ50のエンジンです。
自分でボアアップキットを組み込もうと思ったそうですが途中で断念されたようです。
アフターパーツが豊富な車種ですからカスタムも盛んです、
ただエンジン本体に手を入れる場合はしっかりと作業能力を把握しておきましょう。
出来ないと思ったら無理しないで相談するに越したことは無いです、
中途半端に組むと高い出費になるかもしれません、
お勉強代と考えられる方はいいですが・・・。
幸いボルトが1本折れたくらいで他に壊れた箇所はないようです。
無理して組み上げようとして大事にならなくて良かったですね。
エンジンからオイル漏れでTR250が入庫です。
エストレヤと同系エンジンに多いヘッドカバー付近からのようです。
カバーをはずすと・・・
「エンストしてから、急にスピードが出なくなった。」
エンジンオーバーホール済みらしいエイプ50が入庫。
始動はしますが全然吹け上がりません、
マフラーが詰まっているかのようです。
プラグをチェックすると真っ黒です。
吸気系からチェックしていき、マフラーも外して点検しましたが
不具合は見当たらないので電気系か本体の問題と判断、
タペット音が気になったのでヘッドカバーを開けてみると・・・画像の状態。
どこがおかしいでしょうか?