「乗ろうと思ったら、ガソリンが漏れてタンクが空になってました。」
同じ時期に同じ様な修理依頼が続くことはよくあります、
まずはTW225から。
フューエルホースが劣化して裂けてしまってます、
主な原因はこれですが、キャブレター側のフロートチャンバーの合わせ部にも
にじんだ痕が見受けられますので分解清掃してガスケットを交換です。
「ステアリングステムのベアリングが固着してます。」
パンクで入庫したシグナス125を動かすときに違和感、
ハンドルを左にきると固まって戻りません。
フロントホイルを浮かせた状態で確認すると、
本来ならばステアリングの重さで左右に切れ込むはずがビクともしません。
これでは真っ直ぐ走ることもままならず、ハンドルもブレるはずなので
オーナーさんに伺うと、中古で買ったときからそうだったとのこと。
こんなものだと思ってたそうですが、そんなはずはありません。
正常な状態を他の車両で実演、ご納得いただけました。
原付、大型車問わず、ステムのベアリングが傷んでいる車両って多いです、
一度、点検をお勧めします。
「スイッチだめになったみたいです。」
半年ほど前にセルスタータースイッチの接点不良で修理した車両が入庫。
前回と同じでスタータースイッチを押しても反応しません、
けれどもそんなにすぐにスイッチがダメになるとも思えません、
案の定、導通チェックではスイッチの接点はOKでした、
となれば他の原因を探りましょう。
スターターリレーへ入力される電圧が低いことが判明、
配線図をたどりながら調べると・・・いました原因が。
カプラーの端子が腐食しています、
外した途端、取れてしまいました。
外部に剥き出しなのに防水カプラーではないので
雨や洗車後の水分が残ってしまうのでしょう、
スカチューンされてる方たちはお気をつけください。
「ハンドル周りがガタガタいいます。」
見てみるとハンドルカバーの取付部が割れてます、
前側にも2箇所、取付部があるのですがそれも折れてました。
つまり、カバーが宙ぶらりんになって覆っているだけの状態です、
これじゃガタガタいうわけです。
転んだわけでもないので、樹脂パーツの劣化でしょうか?
5~6年でねぇ・・・
確かに材質は昔のほうが良かった気がします、
やっぱり中国か・・・。
「外装交換してくれますか?」
お持込の外装パーツ一式とともにMF08フォルツァの入庫です。
ほぼ全部のパーツを換えるのでフレーム丸見え状態になります(笑)
当店ではお持込パーツの取り付けにも対応いたしておりますので
まずはご相談ください。
「バッテリーがすぐにあがってしまう。」
御紹介でフォルツァの修理が入庫です。
バッテリーはご自分で新品に交換されたらしいですが
1週間程度でセルモーターが回らなくなる位に・・・
近場のチョイ乗りではなく、遠方より通勤で乗られてるので
しっかり充電されるはずなのですが?
まずはバッテリーを満充電にして、レギュレート電圧を測定。
ん~?電圧は上がるけど規定値より低い・・・てことは
ジェネレーターからの出力電圧を測定、すると出てる線と出てない線が・・・
ステーターコイルの導通チェックで断線が発覚。
外してみると線が焼けて炭化してました。
何故だか解りませんが、
スクーターが入庫するとスクーターばかり連続して入庫したり
大型車が続くときがあったりと、
同じような車種がまとまることが多いです。
まずはシートの張替えのご依頼から。
「ガソリンが漏れるんです。」
オーナーさんと一緒に確認すると
キャブレターのオーバーフローパイプよりポタポタと出てきました。
お話を伺うと、しばらく動いてなかった期間があるということなので
分解清掃することにします。
走行距離は少なめですが年式はそこそこ経っているので
ゴム系の部品は劣化が進みます。
例のごとくガスケットはカチカチ、
フロートバルブ先端のゴムも硬化気味でした。
ロンホイ化でズーマーが入庫です。
ロングホイールベースの略でロンホイだそうで・・・
お恥ずかしい話、最近までそう言うのを知りませんでした(笑)
ロンスイはわかるんですが・・・
確かにスクーターの場合はエンジンごと後ろにズラすので
ロンスイじゃありませんよね。
でもって画像のようなエンジンハンガーを交換して長くするわけです。
リコール修理でマジェスティが入庫です。
他店でご購入されたのですが、その店が閉店してしまったので当店が引き継ぎます。
リコールはメーカー対応なので、どのお店で買われていても対応できます、
ご自分の車両が対象車がどうか、一度確認してみることをお勧めします。