「乗ろうと思ったら、ガソリンが漏れてタンクが空になってました。」
同じ時期に同じ様な修理依頼が続くことはよくあります、
まずはTW225から。
フューエルホースが劣化して裂けてしまってます、
主な原因はこれですが、キャブレター側のフロートチャンバーの合わせ部にも
にじんだ痕が見受けられますので分解清掃してガスケットを交換です。
お預かりのついでにタイヤ交換もしてしまいます。
タイヤが太いのでお値段も・・・。
スカチューンの為、バッテリーが小型化されています。
プラス端子につながるコードを変えてますが、
その被覆が擦れて、中の線が剥き出しになってました。
容量も少ないコードを使ってたので太いコードに変更します。
ロンスイになってるのでちょっと長いです。
次は、以前にタンク交換をしたDS400です。
キャブ周りからシリンダーやクランクケースまで
ガソリン染みで汚れてます。
フロートチャンバーのパッキンがダメです。
どこかで直した形跡がありますが、使うシール剤が違ってます、
耐ガソリン性のものを使わないといけないんですが・・・。
まあ、分解したのならパッキンを替えるのが一番なんですけど・・・、
いろいろ事情があるんでしょうね。
汚れもきれいにして完了。
キャブレターの滲み痕から察するに、以前から漏れていたようです。
純正のタンクでしたら負圧の燃料コックなので、
エンジンが動いてないとガソリンが流れないようになってます。
タンク交換に伴い、普通の燃料コックになってたので
ONのままにしておいたら全部流れてしまったということみたいです。
駐車しておくときはコックをOFFにする習慣があればよかったのですが
普通の人は無いですよね(笑)