「仕事が忙しくて全然乗ってなかったんです。」
以前にキャブレターの整備をさせていただいたCB550です、
車検も切れるのでお預かりして確認です。
古いガソリン臭がしてるので覚悟はしてましたが
これはまたひどいですな・・・
ジェット類は全部詰まって、フロートも固着してます。
無理に外すのは部品を痛めるので、
溶剤を使って少しづつ分解していきます。
不動車再生です。
こちらの車両はガレージ内保管でしたので
キャブレター内部も画像のくらいで済んでます。
摩耗具合もひどくないですし、ピストンのダイヤフラムの
硬化や損傷具合も大丈夫なので、
比較的軽傷(?)な例です。
入庫してくる車両の半数以上に該当するのが
レバーのピボット部とピストン接触部のグリス切れ。
ほんのちょっとしたことですが、やると効果絶大!
ギシギシ感だけでなく、効きそのものにまで
影響してる場合も多いです。
べスパの点検修理依頼です。
構造が他のスクーターと違うので点検項目も変わります。
今回はワイヤー交換とステップモールの張替えをします。
「左側にアクセルつけられますか?」
というご相談の電話からはじまったPCXのカスタムです。
右手が不自由なので、全ての操作を左手で行わなくてはなりません。
スロットルの移設は比較的容易ですが、一番ネックになるのはブレーキです。
PCXはコンビブレーキになっているので、
リアブレーキをかけると連動してフロントも効きますが
あくまで補助的なもので、絶対的な制動力は足りません。
いろいろな方法がありますが、今回はサムブレーキ方式でいきます。
サムブレーキと聞いて真っ先に思い出すのが
Mドゥーハンなのは自分だけでしょうか?
モトグッチV11の修理開始です。
転倒で曲がってしまったフロント回りを直します。
外国車の場合で難儀するのが部品の入手ですが、
モトグッチも例外ではなく大変です(笑)
少し古いモデルですと国内に在庫があるはずも無く、
本国発注だと入荷予定があいまいに・・・(イタリアですから)
そこで今回はヨーロッパの部品商から入手します。
在庫状況がオンラインで判るので納期が確実です。
通関にかかる日数次第ですが2週間程で入荷します。
インターネットの普及で昔より楽になりましたね。
以前はFAXでのやりとりだったので時差の関係で時間がかかりました(古っ)
「アイドリングが続かないでとまっちゃう、普通に走るんだけどね~」
新聞屋さんのギアが入庫、確かにアイドリング不調でとまってしまいます。
プラグは視たところダメという程でもなく・・・
かもすると通常にアイドリングするときもあるのですが、
よ~く音を聞いてみると・・・
パチパチと不整音が聞こえます。
カバーを外してエンジンをかけてみると、
プラグキャップから火花がリークしてるのが見えました。
画像の真ん中のオレンジ色のやつです、
写真に収めるのも一苦労でした(笑)