スプロケットとチェーンの交換でZ1000Mk-Ⅱの入庫です。
このZは個人売買にてオーナーが購入したのですが、
一緒に現車確認に行って買ってきた思い出があります。
それが原因で自分のZ欲しい病が再発してしまい、つい買ってしまったわけですが・・・(笑)
冬眠中の自分のとは違い、こちらの車両は元気良く走られています。
旧車を維持するのは結構大変ですが、それ以上の何かを感じさせてくれると思っています。
現在の高性能な車両もいいですが、ちょっとくせのある車両も面白いですよ。
スプロケットとチェーンの交換でZ1000Mk-Ⅱの入庫です。
このZは個人売買にてオーナーが購入したのですが、
一緒に現車確認に行って買ってきた思い出があります。
それが原因で自分のZ欲しい病が再発してしまい、つい買ってしまったわけですが・・・(笑)
冬眠中の自分のとは違い、こちらの車両は元気良く走られています。
旧車を維持するのは結構大変ですが、それ以上の何かを感じさせてくれると思っています。
現在の高性能な車両もいいですが、ちょっとくせのある車両も面白いですよ。
車検でお預かりのKTM950LC8アドベンチャーです。
デカイです(笑)。
さすがにラリーレイドベースなので基本的な整備性は悪くないです。
タンクが左右に分かれていて取り外しも簡単にできます。
作業しやすいように外してしまします。
リアブレーキが抜けてしまったCRM250Rの修理です。
マスターシリンダーを分解するとこんなピストンが出て来ました。
ブレーキフルードがグリスのように凝固しています。
リザーバータンクからの水分浸入が原因でしょう。
フロントに比べブレーキタッチの変化がわかりにくいリア側は、
メンテナンスもおざなりにされがちです。
こんなふうになる前に定期的にフルード交換をお勧めします。
「停まる前にエンジンが止まっちゃうんです」
ご夫婦で共にXRに乗っていらっしゃる奥様のXR250の入庫です。
お話を伺ってみると、どうやらクラッチの切れが悪い症状みたいです。
点検しますとやはり少し焼け気味でした。
走行距離も多いのでセットで交換しておきます。
クラッチアウターの段付き磨耗もありましたので修正して組み付けます。
前後のサスペンションのスプリング交換で入庫のCRF150Rです。
フロントフォークのオイルレベルは変更しないので、現場方式でちゃっちゃとやります。
ハンドルを外してトップキャップを緩めて、ホイルごとストロークさせると画像のとおりになります。
インナーロッドが落ちないように気をつけてスプリングを換えます。
このとき、スプリングにオイルが付着しているのでパーツクリーナーでフォーク内に落とします。
溶剤は後で揮発するのでオイルの量は変わらないことになります。
トップキャップ組み付け時はアジャスターに注意しましょう、
調整できなくなったりしますので。
急にエンジンの回転が上がらなくなってしまったトゥデイが入庫。
アイドリングは安定していますが、スロットルを開けても全然吹け上がりません。
電気的にリミッターがかかったような感じで、
昔のヤマハのスクーターにあった、メインキーの"始動"の位置で吹かしているようです。
(これ、今の人たちは知らないだろうなあ(笑)、最近だとギアのサイドスタンド出してるときもこうなる)
順番に点火系統をチェックしていきます。
プラグの火は飛んでいるので、CDIユニットの不良も考えにくかったのでパルサーコイルを診てみます。
ローターの突部の錆びで点火不良になることも多いので錆びを落としておきます。
問題なさそうでした、あと考えられるところは・・・
WR250Fにステアリングダンパーを付けました。
以前より手首への負担軽減を試行錯誤してきたオーナーの最終兵器となります。
すでにX-TRIGのPHDSをつけている為、SCOTS等のハンドルクランプに取り付けるものは除外。
一時期流行したフェンダー上に付く、WERも取り付けの問題で却下。
CRF250Rの流用でまとまりました。
取り付けに際し、車両本体への加工はなるべく少なくとのご要望なので、
溶接によるブラケット固定ではなく、プレートを製作してボルト止めとしました。
「転んでから変なんです。」
と乗ってこられたビーノは、先日マフラー交換をして調子よくなった車両です。
前から見るとタイヤが真っ直ぐになっていません。
フォークが曲がったか、ホイルが歪んだのか確認していきます。
フェンダーやフォークカバー等に大きな外傷は見当たらないし、
ホイルの振れもひどくありません。
ステムシャフトの曲がりを疑い、バラしていきます。
しばらく乗ってなかったのでエンジンがかからなくなったスクーピー。
バッテリーが弱かったのでまずは充電します。
キック数回でインジェクターが作動する起電圧は発生するのですが
しばらく動いていないエンジンだとさすがにかかりにくいようです。
充電したバッテリーをつなぐとすぐに始動しました。
インジェクターのつまり等も無さそうで調子よくアイドリングします。
やはりFI車両なので電圧の安定は必須です。
「友達から譲り受けたので点検してください」と持ち込まれたフォルツァ。
ヤフーオークション等の普及で個人売買が増えました、
乗り始める前にきちんと点検されるのは大変いいことです。
これまでもヤフオク等で購入された車両をお預かりしましたが、
実動車、乗ってました、整備済み、のコメントの信用ならないこと、
当然、乗ってすぐに不具合で修理というパターンです。
全部そうだとは言えませんが、定期的な整備を行っていない車両が多いので、
リセットする気持ちでちゃんと点検整備することをお勧めします、
そうすれば安心して乗れるようになりますよ。