急にエンジンの回転が上がらなくなってしまったトゥデイが入庫。
アイドリングは安定していますが、スロットルを開けても全然吹け上がりません。
電気的にリミッターがかかったような感じで、
昔のヤマハのスクーターにあった、メインキーの"始動"の位置で吹かしているようです。
（これ、今の人たちは知らないだろうなあ（笑）、最近だとギアのサイドスタンド出してるときもこうなる）
順番に点火系統をチェックしていきます。
プラグの火は飛んでいるので、ＣＤＩユニットの不良も考えにくかったのでパルサーコイルを診てみます。
ローターの突部の錆びで点火不良になることも多いので錆びを落としておきます。
問題なさそうでした、あと考えられるところは・・・
いました。
レギュレートレクチファイアーの取り付けボルトのアース不良です。
これも錆びが原因です、負荷がかかると容量不足で電圧が安定しなかったわけです。
旧車なんかでは結構よくある事例ですがＡＦ61のトゥデイでなるとは・・・。
だから中国産はって言われちゃうんですよね。
発売当初からマイナートラブルの多かった車種ですが、いまだに現役が多いのも事実。
実際、ウチの代車もＡＦ61ですが、すでにメーター2週目です（笑）
さすがにバルブのシートカットだけはやってますけど。
つづいてべスパのタイヤ交換です。
オイル交換も一緒にやっておきます、4サイクルですので。
いままで履いていたミシュランが欠品なのでピレリにしました。
このサイズはべスパ等しか使っていないので国内タイヤメーカーの設定がなく、
問屋さんに在庫がないと時間がかかってしまいます。
今回は九州から取り寄せました。
バッテリーも充電しましたのでセルモーターも元気よく回りますよ。
フロントタイヤもそろそろ変え時です、またお待ちしております。
