不動車再生です。
こちらの車両はガレージ内保管でしたので
キャブレター内部も画像のくらいで済んでます。
摩耗具合もひどくないですし、ピストンのダイヤフラムの
硬化や損傷具合も大丈夫なので、
比較的軽傷(?)な例です。
「しばらく動かしてなかったのでかかりません。」
不動車再生で入庫してきたバリオスですが、
プラグを診ようとしたところ、いとも容易くキャップが外れました。
よく見るとターミナル部分がすっぽりと抜けてしまってます。
金属部分の状態からはそんなに長期間使用していたとは思えませんが
腐食による破損のようです。
エンジンは動いていたので火花は飛んでいたのでしょうが
調子は良くなかったと考えられます。
でも、多気筒エンジンのうち1気筒だけだと
一般の方だと判りずらいかもしれませんね。
べスパの点検修理依頼です。
構造が他のスクーターと違うので点検項目も変わります。
今回はワイヤー交換とステップモールの張替えをします。
「左側にアクセルつけられますか?」
というご相談の電話からはじまったPCXのカスタムです。
右手が不自由なので、全ての操作を左手で行わなくてはなりません。
スロットルの移設は比較的容易ですが、一番ネックになるのはブレーキです。
PCXはコンビブレーキになっているので、
リアブレーキをかけると連動してフロントも効きますが
あくまで補助的なもので、絶対的な制動力は足りません。
いろいろな方法がありますが、今回はサムブレーキ方式でいきます。
サムブレーキと聞いて真っ先に思い出すのが
Mドゥーハンなのは自分だけでしょうか?
「スイッチだめになったみたいです。」
半年ほど前にセルスタータースイッチの接点不良で修理した車両が入庫。
前回と同じでスタータースイッチを押しても反応しません、
けれどもそんなにすぐにスイッチがダメになるとも思えません、
案の定、導通チェックではスイッチの接点はOKでした、
となれば他の原因を探りましょう。
スターターリレーへ入力される電圧が低いことが判明、
配線図をたどりながら調べると・・・いました原因が。
カプラーの端子が腐食しています、
外した途端、取れてしまいました。
外部に剥き出しなのに防水カプラーではないので
雨や洗車後の水分が残ってしまうのでしょう、
スカチューンされてる方たちはお気をつけください。