エンジン不動の状態で入庫のバルカン クラシック、
走行中にストールしてから調子が悪くなり、
ご自分であれこれ探ってはみたもののお手上げになってしまったそうです。
早速手を入れ、点火不良を確認、動くようになりました。
これ、400のフレームに800のエンジンが載ってます(もちろん公認)
キャブレターもFCRがついてるので元気よさそうです。
しかしながらマフラーから黒煙がでるほどガスが濃い状態で、
しばらくするとプラグがカブってしまいます。
キャブのセットを変えてみても改善が見られないので
いよいよエンジン本体の問題か?
圧縮圧力を測るとやっぱり足りませんでした・・・。
いきなりですがシリンダヘッドが外れてます。
燃焼室はカーボン堆積で真っ黒です。
当然バルブも真っ黒、シート当たり面がわからないくらいカーボンが噛んでます。
こりゃ圧縮も漏れますな・・・。
カーボンをきれいに落として、シートカットと刷り合わせをして復活。
途中はすっ飛ばして完成してます!
オーナーさんの使い方に合わせてキャブレターもノーマルに戻し
ようやく終了です、お待たせいたしました。
こちらはスロットルケーブル交換。
ゼファーも最近は高値みたいですね。
リア周りのケーブルを交換中のフュージョン。
ホイルベアリングがダメだったので一緒に交換。
かなり走りこんでますが、まだまだ元気なエンジン、
定期的なメンテナンスのおかげですね。
セルモーターが回らなくなったマジェはモーターの点検。
新品バッテリーに交換して終了。