「ステアリングステム」のブログ記事

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足回り関係のベアリングをグリスアップのご依頼です。
新車組み立て時についてるグリスは必要最小限ですので
ハードな使い方や長い期間の使用を考えるとグリスの詰め直しは有効です。
組み付け直すことで、締め付けトルクの管理もできます。
レース用車両では常識ですが、一般市販車ではなかなか浸透していません。
グリスアップした車両としていない車両では明らかに持ちが違うのはわかってるんですけどね・・・。



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「仕事が忙しくて全然乗ってなかったんです。」
以前にキャブレターの整備をさせていただいたCB550です、
車検も切れるのでお預かりして確認です。
古いガソリン臭がしてるので覚悟はしてましたが
これはまたひどいですな・・・
ジェット類は全部詰まって、フロートも固着してます。
無理に外すのは部品を痛めるので、
溶剤を使って少しづつ分解していきます。

 

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「ステアリングステムのベアリングが固着してます。」

パンクで入庫したシグナス125を動かすときに違和感、
ハンドルを左にきると固まって戻りません。
フロントホイルを浮かせた状態で確認すると、
本来ならばステアリングの重さで左右に切れ込むはずがビクともしません。
これでは真っ直ぐ走ることもままならず、ハンドルもブレるはずなので
オーナーさんに伺うと、中古で買ったときからそうだったとのこと。
こんなものだと思ってたそうですが、そんなはずはありません。
正常な状態を他の車両で実演、ご納得いただけました。

原付、大型車問わず、ステムのベアリングが傷んでいる車両って多いです、
一度、点検をお勧めします。

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「スイッチだめになったみたいです。」
半年ほど前にセルスタータースイッチの接点不良で修理した車両が入庫。
前回と同じでスタータースイッチを押しても反応しません、
けれどもそんなにすぐにスイッチがダメになるとも思えません、
案の定、導通チェックではスイッチの接点はOKでした、
となれば他の原因を探りましょう。

スターターリレーへ入力される電圧が低いことが判明、
配線図をたどりながら調べると・・・いました原因が。

カプラーの端子が腐食しています、
外した途端、取れてしまいました。
外部に剥き出しなのに防水カプラーではないので
雨や洗車後の水分が残ってしまうのでしょう、
スカチューンされてる方たちはお気をつけください。

 

 

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「ステダン付けたいです。」
今では希少な2スト250のモトクロッサー
03モデルのCR250Rを手に入れたオーナーさんのご要望です。
同じホンダで評価の高いCRF250用のダンパーを使用、
ヘッドライトやメーターが無いのでスペース的に余裕があります。
フレーム側の取り付け部は、CDIユニットがついていたボルト穴を使い、
溶接の手間とコストを抑えます。
ユニットは延長ハーネスを作って後方へ移設します。

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スクーターから重量車まで、入庫する車両のうち、
かなりの確率で傷んでいるのがヘッドパイプベアリングです。
2輪車という乗り物の要だと思うのですが、
結構、気にせずに乗っていらっしゃる方が多いです。
状態をお知らせして修理したあと、
「こんなに乗りやすかったの?」と、ビックリされる方もいます。

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モトグッチV11の修理開始です。
転倒で曲がってしまったフロント回りを直します。
外国車の場合で難儀するのが部品の入手ですが、
モトグッチも例外ではなく大変です(笑)
少し古いモデルですと国内に在庫があるはずも無く、
本国発注だと入荷予定があいまいに・・・(イタリアですから)
そこで今回はヨーロッパの部品商から入手します。
在庫状況がオンラインで判るので納期が確実です。
通関にかかる日数次第ですが2週間程で入荷します。
インターネットの普及で昔より楽になりましたね。
以前はFAXでのやりとりだったので時差の関係で時間がかかりました(古っ)






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WR250Fにステアリングダンパーを付けました。
以前より手首への負担軽減を試行錯誤してきたオーナーの最終兵器となります。
すでにX-TRIGのPHDSをつけている為、SCOTS等のハンドルクランプに取り付けるものは除外。
一時期流行したフェンダー上に付く、WERも取り付けの問題で却下。
CRF250Rの流用でまとまりました。
取り付けに際し、車両本体への加工はなるべく少なくとのご要望なので、
溶接によるブラケット固定ではなく、プレートを製作してボルト止めとしました。


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とてもキレイにされているFZ1、
フロントフォークとステムベアリングのO/Hとエンジンオイルの交換です。
キレイにしてある車両は整備する側も作業していて気分いいです、
メカニックも人間ですからね(笑)。
この車両はダンパーの伸び側と圧側を左右で別々に受け持っています。
左が圧側、右が伸び側なので片方だけでは機能しません、
分解時も左右を取り違えないように区別します。
オーナーさんはツーリングがメインの使い方ですが
走行距離のわりにはダンパーの状態も良く、分解清掃で大丈夫でした。

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フロント回りが曲がってしまったSRV250S。
ご自分で中古パーツを入手されて、持ち込み修理の依頼です。
外観チェックと簡易測定からフレーム修正の必要は無いと判断して早速バラします。

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