「ZRX1200」のブログ記事

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「急にエンジンの振動が大きくなりました。」
とのことで急遽入庫となりました原付スクーター。
エンジンは普通にかかるし異音も出ていない、
とりあえず乗ってみる。
あ、
走り出してすぐ納得、
回転を上げれば上げただけ振動が大きくなっていく、
エンジンマウントが緩んでるときの症状。
確認すると、あれまぁ~!
ナットが行方不明で完全に外れてました。
ここは隣のナットと同じセルフロックナットが使われているので
そうそう簡単に緩むはずはないのですが・・・


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新車を購入したので
足回りのグリスアップをしたいとのご依頼です。
新車だからそんな必要無いという方もいますが
大抵の場合、組み付け時のグリスは少ししか付いていません
すぐに支障をきたすことはありませんが耐久性に影響を与えるのは
まちがいありませんのでとても有効な作業だと考えています。
競技車両ではありますが実際に、新車時にグリスアップした車両と
していない車両ではシーズン後、程度に差が出ていました。
ただしどちらかといえばグリスの影響というよりは
組み付け時のオーバートルクのほうが問題だと思っています。




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バイアルスにボアアップKITの組み込みご依頼です。
流用部品の為、スリーブがクランクケースに干渉するので
切削加工から始めます。
オイルラインのギリギリまで削るので気を使います、
もともとこんな広いボアを想定してませんから無理は承知ですが、
それ以前にこの流用部品自体に問題が有ろうとは
思いもしませんでした・・・。


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「やってみたい。」
全てはその気持ちから始まります。
正直、速さとパワーだけ求めるなら
最新型のモデルに替えるのが一番です。
しかし、そこは趣味の乗り物ゆえ、
愉しみがなければなりません。
「これを付けたら・・・あれも付けたら・・・」
脳内でなら、どれだけやっても大丈夫(笑)
ただし実際に行うとなるとリスクも発生しますので
よ~く考えてからやりましょう。



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「停めておくとガソリンが地面に漏れてる」
典型的なキャブレターからのオーバーフローかなと思いますが
フューエルコックをオフにしても、ずっとポタポタと漏れてきます。
フロートのドレンチューブから出てくるので、オーバーフローパイプから
漏れてきてるのは確かです。
フロートバルブ不良で油面が高くなってあふれてきてるなら
コックをオフにすれば一時的にでも漏れなくなるんですが・・・
こういうときは大抵オーバーフローパイプに問題があります
旧い車両なんかは幾度となく放置、分解清掃、放置と
繰り返されているケースが多いので傷みもします。
今回はパイプに補修痕がありましたが、きちんと直ってなかった為、再修理になりました。

画像の意味が解ってもらえるでしょうか?
フロートのドレンパイプから空気を送ってます、
正常ならばパイプの上の穴からしか空気は出ませんので
気泡が発生することはないんです。




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「フロントがへたってきたんで・・・」
ブレーキング時のフロントフォークの沈み込みが 気になりだしたオーナーさん、
スプリング交換のついでにインナーチューブも奮発して交換します。
古い車種で純正部品が入手できなくても、
社外パーツや他車種を流用したりすることで甦ります。
人気車種は苦労しませんがマイナー車ですと
けっこう大変ですけど・・・(笑)


 

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