「エンジンかからなくなった~。」
と、久しぶりに連絡をくれたオーナーさん。
一週間ほど乗らなかったそうですがバッテリーは元気です、
しばらくクランキングすると始動しました。
が、スロットルを開けてもエンジンの回転が全然ついてきません。
ガスがいってない感じなので燃料系をチェックしていきます。
フューエルポンプのトラブルが多い車種なので点検、
どうも作動が怪しい・・・
外してみると中から茶色いゲル状のものが~。
原因はフューエルタンクに浸入した水!
コックをリザーブにしたらいっぱい出てきました。
屋外保管で雨ざらし状態らしいので、少しづつ溜まっていったのでしょうか・・・
「フロントがへたってきたんで・・・」
ブレーキング時のフロントフォークの沈み込みが 気になりだしたオーナーさん、
スプリング交換のついでにインナーチューブも奮発して交換します。
古い車種で純正部品が入手できなくても、
社外パーツや他車種を流用したりすることで甦ります。
人気車種は苦労しませんがマイナー車ですと
けっこう大変ですけど・・・(笑)
先日、オイル交換されたGPZ900Rがハンドル交換で入庫、
定番カスタムのアップハンドルからセパハンに変更です。
もともと純正ハンドルはセパレートですがもっと低くとのご意向ですので
トップブリッジ下に取り付ける方向で行きます。
とはいえカウルに干渉するのでマウントステーを加工して下げたりと
結構手間がかかりますよ~。
キレイなWR250Xが入庫してきました、
交換するハンドルはオーナーさんのお持込です。
新品、中古を問わずに持込部品での作業に対応致します。
懐かしい車両が入庫しました。
CB250RS
個人的には名車だと思ってます。
実は自分が初めて買ったバイクと同じなもので(笑)
(正確にはセル付きの方でしたけれど・・・)
こういうのが入庫してくると自分が乗り始めた頃を思い出して
ちょっとウキウキします。
ちなみにこのバイクのカタログには片山敬済がでてました、
ホンダに移籍してNR500に迷わされていたころですね。
いいシーズンになってきたので入庫も増えて来てます(笑)
クラッチワイヤー切れでバリオスが入庫。
転倒痕でしょう、ホルダーとレバーが削れています。
直後には支障が無くても、
変形したホルダーにワイヤーが擦れてしまい、
ダメージが蓄積されていずれ切れてしまいます。
転んだ後はしっかりチェックしておきましょう。
1年以上動かしていないというDT230ランツァが入庫。
バッテリーは交換、キャブレターは分解清掃します。
フロート室の中はこんな状態、タンク内の錆が落ちてきてます、
ひどくなる前にコーティングしておいたほうがいいかもしれませんね。
ハンドルとフロントタイヤの交換で入庫のDS400を吊ります。
ダウンチューブにジャッキをかませてもいいのですが
フレームのネック部で吊ってしまったほうが作業効率があがります。
アメリカンなんかだと車高が低くてジャッキが入らないときもあるので・・・
X-TRIGのPHDS(プログレッシブ ハンドルバー ダンピング システム)です。
普通はトップクランプとセットで換えるのですが、予算削減の為、ノーマルに加工して取り付けてあります。
もともと手首のケガの後遺症対策でラバーマウントを予定していましたが、
大幅に加工が必要になりそうなのと、転倒時のハンドルのよじれも気になるので
試しに導入してみたところ大当たりでした。
走行後にはいつも手首の痺れがあったのが、これを付けたあとはまったく無くなったそうです。
転倒によるハンドルのよじれの少なさもテスト済み(笑)
いいものは結果がきちんと出ます。