「Dトラッカー」のブログ記事

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こちらはフューエルタンクより抜いたガソリンです、
真ん中らへんで澱んでるのが水です。
今回のエンジン不調の原因はこれでした。

いつも御入庫いただいているオーナーさんはとてもキレイにされていて
お話を伺うと洗車もよくなさっているそうで
タンクキャップの辺りの水切れが悪いことが気になってはいたそうです
キャップのゴムの劣化と水抜きドレンの詰まりを確認しましたので
洗車時に水が混入したものと判断しました。


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「回転は上がるけど車速が伸びない感じ。」
ということで駆動系を点検。
ベルトかクラッチかはたまた・・・
一目瞭然、漏れたオイルがベルトに付着して滑った模様。
これだけ判り易いとありがたいです(笑)
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バイクに錆はつきものですが
機能に支障を与えそうな場所は困りものです、
バッテリーのターミナル端子などは最たるところでしょう。
通常バッテリーのターミナル端子は青白い粉状の腐食が多いですが、
たまにしっかりとした赤錆が出てるときも有ります。
鉛が主成分なのに鉄のように赤錆が出てくるのは何故?って思いますが
コストダウンの影響とか事情があるんでしょうね・・・
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「どうも燃費が悪いので・・・」
ということでキャブレターの分解整備で入庫のTRX850。
他店にてO/Hしたのですが、以前よりは良くなったものの
いまひとつご満足しきれないご様子です。
外してみると確かに手が入ってますし、部品も多数交換済みです。
それでも交換されてない部分もありましたので
他車種流用にて対応していきます。
パーツリストには載っていない部品もありますからね。


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「セルモーターが空回りしてエンジンがかからない」

スタータークラッチがダメになると出る症状です。
使用過多というよりも長期間不動での
オイル切れのほうがダメになり易いようです。
通常はフライホイル裏に付いてる車両が多く、
比較的楽な作業なのですが、
車種によっては厄介な作業になる場合もあります。

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「停めておくとガソリンが地面に漏れてる」
典型的なキャブレターからのオーバーフローかなと思いますが
フューエルコックをオフにしても、ずっとポタポタと漏れてきます。
フロートのドレンチューブから出てくるので、オーバーフローパイプから
漏れてきてるのは確かです。
フロートバルブ不良で油面が高くなってあふれてきてるなら
コックをオフにすれば一時的にでも漏れなくなるんですが・・・
こういうときは大抵オーバーフローパイプに問題があります
旧い車両なんかは幾度となく放置、分解清掃、放置と
繰り返されているケースが多いので傷みもします。
今回はパイプに補修痕がありましたが、きちんと直ってなかった為、再修理になりました。

画像の意味が解ってもらえるでしょうか?
フロートのドレンパイプから空気を送ってます、
正常ならばパイプの上の穴からしか空気は出ませんので
気泡が発生することはないんです。




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