「エンジンかからなくなりました。」
出先で休んだあと、再始動できなくなったビューエルのオーナーさんからお電話。
走行中にボルトメーターの電圧が上がっていなかったらしいので
充電系統の不良によるバッテリーの電圧不足です。
以前にレギュレーターは交換してますが、またか?
車両を受け入れ各部点検、レギュレーターの出力はゼロ!
コイルの方の出力もかなり低い値です。
抵抗値だけだと判りづらいのが電気系統の難しいところ(泣)
カバーを外しステーターコイルを直に確認、
やっぱり焼けてました・・・。
クランクケースとの接触で被膜が擦れてます、
スポーツスター系のエンジンの持病ですな。
リペイントで入庫中のBuell M2サイクロン。
画像は強制ラムエアシステムでおなじみの
ジェットボックスの中身です。
構造は単純ですが開発に苦労したであろう箇所も・・・
「効果あるの?」
とか言われますが、
「付けて乗ったもん勝ち!」
だと思います。
ただでさえ楽しいBuellがもっと楽しくなります!
HSCさんの宣伝ではありませんよ(笑)
「外装交換してくれますか?」
お持込の外装パーツ一式とともにMF08フォルツァの入庫です。
ほぼ全部のパーツを換えるのでフレーム丸見え状態になります(笑)
当店ではお持込パーツの取り付けにも対応いたしておりますので
まずはご相談ください。
「なんか調子悪くてエンジンチェックランプがついた。」
BUELL XB9SXのオーナーさんはご自分でバッテリーを交換したばかりだそうです。
メインスイッチを入れると動くサーボモーターの音に元気がありません、
あきらかに電圧不足ですのでまずは充電してみます。
バッテリーを見てみると、ターミナル端子がきちんと付いていません。
ハーレー純正品から社外品バッテリーに替えたため、ターミナル端子の形状がちがい、
端子が斜めに付いてしまっていました。
これでは面接触できず、抵抗になって電流もうまく流れてくれません。
充電もしっかりできなくなり電圧が不安定になって調子が悪くなったと思われます。
ホンダ純正アクセサリーのスポーツグリップヒーターです。
一般的なグリップヒーターはグリップ径が太くなってしまうので
それがどうしても気になる人からは敬遠されがちでした。
そこを解消したのがこれです。
グリップの径はノーマルとほとんど変わりません!
しかもコントロールスイッチもグリップに付いてるので
手を離すことなく調整できます。
いいことずくめですが唯一の難点は価格でしょうか・・・。
先日のM2サイクロンにつづき今度はXB9SXがオイル交換に御来店。
XB系のエンジンはサンダーストームって名前のBuell製エンジンです。
とはいってもスポーツスターがベースなのでオイル関係は同等です。
ドライサンプなのでオイルタンクから抜きますが、
なんとスイングアームがオイルタンクになってます。
バネ下重量の軽減からすると?ですが、
マスの集中化を突き詰めたらオイルタンクの場所が無くなって
スイングアームに白羽の矢が立ったって感じでしょうか。
ビューエルM2サイクロンのオイル交換です。
ハーレーのスポーツスター系と同じエンジンですので、
オイルタンクのドレンはホースにプラグが付いてるだけです。
これを外すだけでOKです。