「なんか調子悪くてエンジンチェックランプがついた。」
BUELL XB9SXのオーナーさんはご自分でバッテリーを交換したばかりだそうです。
メインスイッチを入れると動くサーボモーターの音に元気がありません、
あきらかに電圧不足ですのでまずは充電してみます。
バッテリーを見てみると、ターミナル端子がきちんと付いていません。
ハーレー純正品から社外品バッテリーに替えたため、ターミナル端子の形状がちがい、
端子が斜めに付いてしまっていました。
これでは面接触できず、抵抗になって電流もうまく流れてくれません。
充電もしっかりできなくなり電圧が不安定になって調子が悪くなったと思われます。
バッテリーを満充電にして取り付けます。
大きいバッテリーですが、これでも鉄フレームの頃より小さくなりましたね。
ターミナル端子部分にはスペーサーをかませてしっかり面接触にします。
セルモーターも元気良く回り、充電電圧も安定しています、
エンジンの回りも調子よくなりました。
エンジンチェックランプ点灯のメモリーをダイアグで確認すると、
フロントのインジェクターとでましたので点検します。
現状では問題が出ない為、しばらく様子見で乗っていただきます。
こっちは完全にバッテリーがダメになってしまったBMW F650GSダカールです。
開放式バッテリーなので定期的に電解液の量をチェックして
補液しないとダメになりやすいです。
普通のGSよりも足回りがオフロード向けになっているそうです。
大事にしてあげてください。