「2012年5月」のブログ記事

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フロントフォークのオイル漏れでバリオスが入庫しました。
ブレーキ回りもオイルにまみれてしまっているので
ディスクの脱脂をしてパッドを交換します。
ブレーキパッドにオイルが付着したときは脱脂してもダメです。
浸み込んでしまったオイルがブレーキをかけてパッドが熱を持つと
滲み出てきてしまい非常に危険ですのでパッド残が多くても交換してしまいます。

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前後ブレーキの整備でスティードの入庫です。
オーナーさんのお持込部品はウェーブディスクでした、
アメリカン用もあるんだ~とちょっとビックリです。
もちろんブレーキパッドも交換なので、キャリパーピストンのもみ出し清掃もします、
以前にキャリパーピストンとシールを交換してあるので動きもスムーズです。
フロントブレーキは指先で感じる部分ですから、
しっかりメンテしてあげれば必ず効果がわかります。

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パンクで走れなくなってしまったフュージョンの修理依頼です。
見てみると、タイヤバルブが根元で切れています。
これでは一時的に空気を入れて動かすことも、
パンク修理剤を使うこともできませんね。
スクーターによく使われているこのL型バルブは根元がゴム製です、
経年劣化で弾力がなくなり硬化してきます。
空気圧を見ようとしてエアゲージをあてるときにバルブを押してしまい
根元に負担がかかって切れてしまいます。
反対側に手を当てて負担がかからないようにしましょう。

 

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「バイパスを走ってたら急にスピードが出なくなりました。」
そのまま動かなくなってしまったFUSIONが入庫。
エンジンはかかって吹け上がりますが車体は動きません、
カバーを開けるとベルトの残骸が出て来ました。
ドライブベルトが切れる原因はいろいろありますが、
比較的多いのが熱によるものです。
走行中は常に金属と摩擦接触しているので発熱します、
ケース内の冷却用ファンは付いていますが条件によっては厳しいようです。
新しいうちは良くてもゴム製品ですので劣化してきます、
距離数にかかわらず定期的に交換するのが安心です。

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タイヤとチェーン、スプロケット交換でCRM250Rが入庫。
「なんとなく調子が良くない」と感じていたオーナーさんですが
普通に走れるのでメンテナンスをさぼっていたらこういう状態になっていました。
湿式タイプのエアクリーナーエレメントは経年劣化でスポンジがボロボロになります、
崩れたカスを吸い込んでキャブレターのエアジェットを詰まらせてしまいます。
そのままエンジン内部に入ってしまったものもあるのでしょうが、
少量のようで、全て燃焼されてしまったようです。
もっと大きなカスが吸入されてしまっていたら・・・
定期的にチェックしていないと大事になりますよ。

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不動車再生のご依頼でフォルツァが入庫です。
MF06なのでキャブレターの分解清掃からはじめます。
距離数もそこそこ走ってますので汚れてますが内部の状態は良く、
ガスケット交換くらいでいけそうです。
不動車を起こす場合の一番の要が燃料系になります。
放置された状況や期間でガソリンの変質に差が出るので
キャブレター内部の状態が全ての鍵です。
一度、変質したガソリンで詰まったキャブレターは
キレイに分解清掃しても調子の出ないときもあるので要注意です。



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