何故だか解りませんが、
スクーターが入庫するとスクーターばかり連続して入庫したり
大型車が続くときがあったりと、
同じような車種がまとまることが多いです。
まずはシートの張替えのご依頼から。
パンクで走れなくなってしまったフュージョンの修理依頼です。
見てみると、タイヤバルブが根元で切れています。
これでは一時的に空気を入れて動かすことも、
パンク修理剤を使うこともできませんね。
スクーターによく使われているこのL型バルブは根元がゴム製です、
経年劣化で弾力がなくなり硬化してきます。
空気圧を見ようとしてエアゲージをあてるときにバルブを押してしまい
根元に負担がかかって切れてしまいます。
反対側に手を当てて負担がかからないようにしましょう。
「転んでから変なんです。」
と乗ってこられたビーノは、先日マフラー交換をして調子よくなった車両です。
前から見るとタイヤが真っ直ぐになっていません。
フォークが曲がったか、ホイルが歪んだのか確認していきます。
フェンダーやフォークカバー等に大きな外傷は見当たらないし、
ホイルの振れもひどくありません。
ステムシャフトの曲がりを疑い、バラしていきます。
しばらく乗ってなかったのでエンジンがかからなくなったスクーピー。
バッテリーが弱かったのでまずは充電します。
キック数回でインジェクターが作動する起電圧は発生するのですが
しばらく動いていないエンジンだとさすがにかかりにくいようです。
充電したバッテリーをつなぐとすぐに始動しました。
インジェクターのつまり等も無さそうで調子よくアイドリングします。
やはりFI車両なので電圧の安定は必須です。
お盆休みにツーリングに出かけるので急ぎで車検整備です。
ブレーキ回りはつい先日O/Hしたので点検のみ、
プラグとエアクリーナーを交換します。
バッテリーも補液して充電しておかないと・・・。