エンジン始動不良で入庫のマジェスティ125。
あきらかに電気系統がおかしい症状なので各部を確認、
ECUのカプラーを外すと水が・・・
「防水カプラーじゃないんかい!」
と、ひとりツッコミしながらよく見るとユニットのコネクターピンが
腐食して根元から折れてます。
交換となりますが、国内のヤマハから注文すると・・・
「高っ!」
という訳で台湾ヤマハ純正並行輸入新品部品を皆さんの大好きなヤフオクから探します、
軽く諭吉さん一人分違います(笑)。
お預かりしたKDX125SRのエアクリーナーを点検すると
スポンジ部分が風化してごっそり落ちていました。
乗りっぱなしの原付スクーターなんかではよくあることで
スポンジのカスが詰まってエンジンが止まったり、最悪は焼きついたりします。
今回の入庫時には自走してこられたので今のところエンジン本体は大丈夫そうですが
ひととおり診ていきます。
KDX125も、もう20年選手になるんですね~
新車時から交換していないとさすがにダメになります。
「バッテリーがすぐにあがっちゃうんです。」
先日、車検整備をさせていただいたFZ-1のオーナーさんより御連絡、
お持込いただき電圧をチェックすると全然足りません。
レギュレーター部の電圧が来ないのでレギュレーターを交換、
しかし、電圧が規定値まで上がりません、
ステーターコイルの導通は問題なし、と言うことは・・・ローターか?
とりあえずカバーを開けてみると・・・
マグネットがバラバラになってしまったローターが出てきました。
これじゃ正常な発電はできないわけです。
車検整備でFZ-1が入庫、
いつもキレイにしていらっしゃるオーナーなので作業もはかどります(笑)
エアクリーナーも問題なく、プラグの点検・・・
ずいぶん締め付けトルクが緩いような・・・外してみるとシールワッシャーがつぶれてませんでした、圧縮漏れするギリギリでしたね。
手の入るスペースがなく、非常にやりにくい位置なのでしっかりと確認です。
ブレンボのラジアルポンプブレーキマスターです。
RCSですが、通常のものとはちょっと違ってブラックボディです。
オーナーさんのご要望でコーケンさんのNEROシリーズを使います。
統一感がでてシブさが光ります(笑)。
とてもキレイにされているFZ1、
フロントフォークとステムベアリングのO/Hとエンジンオイルの交換です。
キレイにしてある車両は整備する側も作業していて気分いいです、
メカニックも人間ですからね(笑)。
この車両はダンパーの伸び側と圧側を左右で別々に受け持っています。
左が圧側、右が伸び側なので片方だけでは機能しません、
分解時も左右を取り違えないように区別します。
オーナーさんはツーリングがメインの使い方ですが
走行距離のわりにはダンパーの状態も良く、分解清掃で大丈夫でした。