ヘッドライト常時点灯が義務化されて以降、
始動時のバッテリー負担軽減の為にメーカーさんも
いろいろ対処しています。
メインスイッチONでライトが点灯する車両はスタータースイッチを押した時だけ
ヘッドライトが消えるやつとか
クランクスピードを感知してエンジンが始動しないとライトが点かないやつとか・・・
前者の場合によくある不具合がスタータースイッチの接点焼損、
常時ヘッドライトに流れる電気を通す接点を始動時のみ断続させるので
接点の負担も大きいのです。
「スイッチだめになったみたいです。」
半年ほど前にセルスタータースイッチの接点不良で修理した車両が入庫。
前回と同じでスタータースイッチを押しても反応しません、
けれどもそんなにすぐにスイッチがダメになるとも思えません、
案の定、導通チェックではスイッチの接点はOKでした、
となれば他の原因を探りましょう。
スターターリレーへ入力される電圧が低いことが判明、
配線図をたどりながら調べると・・・いました原因が。
カプラーの端子が腐食しています、
外した途端、取れてしまいました。
外部に剥き出しなのに防水カプラーではないので
雨や洗車後の水分が残ってしまうのでしょう、
スカチューンされてる方たちはお気をつけください。
いいシーズンになってきたので入庫も増えて来てます(笑)
クラッチワイヤー切れでバリオスが入庫。
転倒痕でしょう、ホルダーとレバーが削れています。
直後には支障が無くても、
変形したホルダーにワイヤーが擦れてしまい、
ダメージが蓄積されていずれ切れてしまいます。
転んだ後はしっかりチェックしておきましょう。