べスパの点検修理依頼です。
構造が他のスクーターと違うので点検項目も変わります。
今回はワイヤー交換とステップモールの張替えをします。
いいシーズンになってきたので入庫も増えて来てます(笑)
クラッチワイヤー切れでバリオスが入庫。
転倒痕でしょう、ホルダーとレバーが削れています。
直後には支障が無くても、
変形したホルダーにワイヤーが擦れてしまい、
ダメージが蓄積されていずれ切れてしまいます。
転んだ後はしっかりチェックしておきましょう。
スプロケットとチェーンの交換でZ1000Mk-Ⅱの入庫です。
このZは個人売買にてオーナーが購入したのですが、
一緒に現車確認に行って買ってきた思い出があります。
それが原因で自分のZ欲しい病が再発してしまい、つい買ってしまったわけですが・・・(笑)
冬眠中の自分のとは違い、こちらの車両は元気良く走られています。
旧車を維持するのは結構大変ですが、それ以上の何かを感じさせてくれると思っています。
現在の高性能な車両もいいですが、ちょっとくせのある車両も面白いですよ。
急にエンジンの回転が上がらなくなってしまったトゥデイが入庫。
アイドリングは安定していますが、スロットルを開けても全然吹け上がりません。
電気的にリミッターがかかったような感じで、
昔のヤマハのスクーターにあった、メインキーの"始動"の位置で吹かしているようです。
(これ、今の人たちは知らないだろうなあ(笑)、最近だとギアのサイドスタンド出してるときもこうなる)
順番に点火系統をチェックしていきます。
プラグの火は飛んでいるので、CDIユニットの不良も考えにくかったのでパルサーコイルを診てみます。
ローターの突部の錆びで点火不良になることも多いので錆びを落としておきます。
問題なさそうでした、あと考えられるところは・・・
PGOのG-MAX220の新車です。
一応新車も扱っております。
外したブレーキパッド。すでに摩擦材の部分は無くなり、ベースプレートも削れてます。このまま使ってると・・・