「ガキって音がしてエンジンが止まりました。」
とのことで入庫したセローです。
走行距離もかなりいってましたので大事になるかも・・・
と思いましたがスタータークラッチの破損でした。
よくある三つ玉のワンウェイクラッチです。
フライホイールとの接続ボルトの折損が原因ですね。
重量車では定番の修理ですが(笑)
セローのような軽量車でも同じ容量のクラッチってのが
どうなの?
「ガソリンが漏れるんです。」
オーナーさんと一緒に確認すると
キャブレターのオーバーフローパイプよりポタポタと出てきました。
お話を伺うと、しばらく動いてなかった期間があるということなので
分解清掃することにします。
走行距離は少なめですが年式はそこそこ経っているので
ゴム系の部品は劣化が進みます。
例のごとくガスケットはカチカチ、
フロートバルブ先端のゴムも硬化気味でした。
WR250Fの前後サスペンションのメンテナンスです。
マディのレースが続いたのでクッションリンクのベアリングを
重点的に点検すると、リアクッションのロアエンドに問題が・・・。