エンジンからの音が気になるとのことで入庫したXLR125R、
何度も試乗してみたのですが、オーナーさんの言われる音が
特定できず・・・
ご相談のうえ今回の試乗で気になった箇所を
修理することになりました。
カムシャフト周りとクラッチ周りの異音、
いずれも不動状態が長く、油膜切れ状態で始動した際に
起こりやすい箇所です。
画像はクラッチハウジングのセンターカラーとレリーズベアリング。
クラッチ周りの異音の定番とともにフリクションディスクも交換、
ケーブルも新品にしてスムーズなタッチが得られました。
カムシャフト周りはベアリング交換とロッカーシャフトのすり合わせで対処、
静かなエンジンになりました。
81年式のXR500R、30年前の車両が入庫。
前後ホイールのスポークを交換してキレイにしたいとのご要望です。
スポークは錆びだらけでリムもアルミ表面の腐食でくすんでます。
そろそろ部品の入手が困難になっているのですが、
幸いにして純正スポークは出ましたのでかなり手間が省けます。
リムも交換すればキレイなのですが、オーダー生産の為、時間がかかるのと
ご予算の関係で表面研磨とします。
ホイルがキレイだとバイク全体も美しく見えるようになりますよ。