
エンジンからの音が気になるとのことで入庫したXLR125R、
何度も試乗してみたのですが、オーナーさんの言われる音が
特定できず・・・
ご相談のうえ今回の試乗で気になった箇所を
修理することになりました。
カムシャフト周りとクラッチ周りの異音、
いずれも不動状態が長く、油膜切れ状態で始動した際に
起こりやすい箇所です。
画像はクラッチハウジングのセンターカラーとレリーズベアリング。
クラッチ周りの異音の定番とともにフリクションディスクも交換、
ケーブルも新品にしてスムーズなタッチが得られました。
カムシャフト周りはベアリング交換とロッカーシャフトのすり合わせで対処、
静かなエンジンになりました。

カバーを開けると、長期不動状態だった痕跡が・・・。

フルサイズの125ccは今や希少車です。

こちらは点検とオイル交換で入庫のXR230。

SL230とともに乗りやすい車両でしたが
排ガス規制で消えて行きました(悲)

チェーン、スプロケット交換のMD30。

これももうじき20年ですかぁ・・・。

これも点検とオイル交換。

XRっていったらやっぱコレでしょ(笑)