「クラッチのタッチに違和感が・・・」
とのご相談で、とりあえずオイル交換で様子を見ていただく予定でしたが、
オーナーさんの帰路でクラッチの滑りが発生し、入院となりました。
試乗したところ、負荷がかかると滑り出すのでクラッチディスクの面圧が足りてない感じです。
スプリングのヘタリは大丈夫そうなので、レリーズを点検してみると
ピストンの動きが渋く、引っかかる感じです。
分解するとピストンとボディ側に傷と腐食の痕がありました、
レリーズピストンが戻りきらずにクラッチプレートを押していたようです。
油圧クラッチだと解りにくいのですが
さすがオーナーさんは違いに気づかれたのですね。